今のところ順調ですね。いつもは適当に水を見るだけでほぼほったらかしなんですが、何かと騒がれているので今年はかなり手をかけて育てています。ただ6月の暑さはちょっと高いかな。でもこの辺では日照りの年は豊作とも言われています。まあ程度によるとは思いますが。そもそも稲というものは大陸南方が原産地のようなので、暑さには比較的強いです。寒かったり日照不足だと小粒でガクッと収量が落ちます。近年は温暖化のせいか米は毎年良く摂れていますね。
それで、今年の周囲農家の作付けはかなり多めになっています(多分全国的に)。ので、このまま推移するとまた米余りが生じかねないと私は推測しています。政府の減反政策が米不足の原因だと騒ぐ人がいますが、減反政策は全く正しいです。古古米くらいならともかく古古古米まであるというんだから、どうなっているのか私にはよく分からん。それでも”作らせろ!”とか言ってる。私は自然乾燥(天日干し)の籾で貯蔵していますが機械乾燥で玄米貯蔵は一年で明らかに味が落ちます。籾貯蔵だと古古米くらいでもほとんど味は落ちないです。また銘柄で米を選ぶ人がいますが、あれってそんなに信用できるもんなん?
私は有機肥料だけで稲作りをしていますが、米に何となく甘みとコクがでますね。化学肥料をエラく嫌う人がいますが、これは鉱物を粉砕したものや空中の窒素を固定したものと認識しているので、それほど気にする必要は無い様に思います。化学肥料の効果は凄いからね。一度使ったら止められない。ただ除草剤というものはどうかな?だいたいは3回撒きます。化学肥料と特に除草剤は土地を硬くする傾向があるので長期的には余り感心しないですね。また除草剤を使うと稲の生育が遅れます。そりゃそうだわな。まあでも稲作も含めて現代農業ではこの二つはもはや避けて通れない。私もいつまで有機無農薬を続けられるのか、あと5年くらいは頑張ろうと思ってはいるんですが、、、。腰がイテーな。